月刊少年ガンガンで絶賛連載中の『黄泉のツガイ』。作者は『鋼の錬金術師』や『銀の匙』の作者である荒川弘さんです。
長くなってきたので分割してます。
最新話は、最新話のネタバレ・考察
30話~32話は、30話・31話・32話のあらすじ・感想!ネタバレ注意
28話と29話は、28話と29話のあらすじ・感想!ネタバレ注意
をご覧ください。
第35話「死と再生」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察
「イエーい 笑顔笑顔」(月刊少年ガンガン2024年12月号)
扉絵は女子校前で自撮りする峯岸とハナちゃん
なんと!いきなり!デラさんの前職が明らかに!
デラさんが番小物を前任田寺ロウエイから引き継ぐ前の職は「傭兵」。らしい。らしすぎるわぁ。
だから、銃の扱い方とか戦い方とか上手なのね。納得。
それに、死にかけた時ツガイに助けられ、そのツガイは死んでしまったため、未練で新しいツガイと契約していないなんて、意外とロマンチックなのね、デラさん。
場面変わって、峰山のところに行ったハナちゃん。ファミレスで談話(?)中。峰山ちゃんは今時の女子高生、しかもお嬢で賢い。機転が効く子だね。
ハナちゃんの口撃(言葉ですよ)にも怯まず、イワン様と仕事ができお金が入るから始末屋をしていると、あっけらかんと応えますがな。
ツガイは「魂コロガシ」の「タロウ」と「ヒメ」。死体を丸める能力とそれを圧縮する能力。ハナちゃんにはそう説明しているが、能力はそれだけではなかった。
圧縮した肉団子に卵を植え付け、新しいツガイを誕生させる能力。。。最強じゃんか。
ハナちゃんに手の内を見せる様子をしつつも肝心なところは言わないし、話したこと全部伝わらないように身内も騙くらかす峰山。女子高生なのに計算高い。
最後に、アスマと影森当主の墓参りのシーン。二人の会話で、影森当主の人間味あふれる性格が窺えるが、このおっさん底知れぬ恐ろしさというか残忍さがあるんだよねぇ。
ここでの会話を見る限り、家族思いのいい懐の広いおっさんにしか見えないんだけど。
その会話の流れで、行方不明となっていた影森家の兵の亡骸を回収しに、田寺家の隠れねぐらに向かうアスマ。
待ち受けていたのは?!
さらにデラさん現れる!!
第34話「萌えT男とジャージ女」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察
「我ら生まれし時は違えども 心を同じく助け合い 同じ時を生きる事を願わん」(月刊少年ガンガン2024年10月号)
扉絵はユルを中心に左右様、オシラサマ、ザシキワラシ、虎鉄と二狼
謎の人物、先代田寺こと田寺ロウエイの登場から始まる。
黄泉のツガイ第34話は、アナーキーなバトルの回でした。いやー、笑った。
ロウエイは萌えTシャツを着ている。萌えキャラは波久礼ヒカルキャラ「プリきゅん☆マミたん」のアニメ第一期バージョン。ちなみに、その場にいた全員が知っていた。
波久礼先生、売れてんなぁ。
ふざけた格好であるが、かなり強いロウエイ。さすがデラさんのお父さん。ひょいひょいと攻撃をかわし、ダメージを与えていく、はずなのだが、攻撃の度に醍醐のツガイが割り込んで反撃してくる。
なかなかどのような能力かわからなかった醍醐のツガイの『サドマゾ』。名前は『ドM』と『ドS』!なんちゅー名前や。うけたーーーー。
『ドM』はあらゆる攻撃を吸収し、『ドS』はその攻撃をそのままコピーする能力だった。
能力は戦闘系としては最強に値しそうなんだけど、ネーミングが!!ツボです。
あと個人的に廃タイヤでの攻撃が好き。腐った水とボウフラ付きでダメージ大。吹いたわ。
それでも、何気にサラッと強いハナちゃんとロウエイにより、戦いは東村側優勢になってきたところ、西ノ村側はユルの情報が得られないと無駄な戦いはせずに撤退する。
深追いをしないロウエイとハナちゃん。戦い慣れてるなぁ。
バトル終了後、ロウエイとハナちゃんは白々しいやり取りをし解散。
万が一を考えて、すぐに帰宅せずに一仕事をするハナちゃん。
それは峰山アンナの通う高校の校門前で峰山を待ち伏せする事だった。で、次回へ。
ハナちゃん、ちゃっかりと峰山の生徒手帳抜き取ってやんの。敵に回したらいけない人ですよ、この人。
第33話「火と水」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察
『はいよろこんで 鳴らすローファー 骨拾い』(月刊少年ガンガン2024年9月号)
扉絵は峰山。
黄泉のツガイ第33話は、相棒の危機を察知した虎鉄がユル達に倉庫の爆発を伝えるところから始まる。
場面は爆発現場で、対峙する峰山とハナちゃん。
ハナちゃんは峰山が同じ側、ツガイが見える側だと見抜き詰め寄るが、峰山は否定する。しかし、ハナちゃん、一方的に強い。追い込む追い込む。
そんなやりとりの中、生きていた「社長」と「山賊」も加わり、絶体絶命になった峰山は助けを求め、醍醐が登場する。醍醐はやたら強いツガイを伴っていた。
戦いは続くのかなと少し食傷気味になってきたところで、場面がイワンと御稜の呑気なやり取りが入ってきて息がつけた。
やれいけどんどん、押せ押せ押せで疲れてきた所に、説明を含んだ日常のちょっとズレたやり取りが入ってくるの、流石だなぁ。濃くなりすぎず嬉しい。
状況は、東村内部の抗争から、東村対西ノ村の争いへと移っていく事となる。
醍醐は、殺意の強いものしか相手にしない。
殺意の無いハナちゃんは対象外となる。ワンちゃん♡も対象外らしく二狼も対象外だ。
醍醐と戦うのは東村の「社長」。
「社長」のツガイは「災神」の「雫」と「篝(かがり)」で、水と火を操る闘争系のツガイである。
雫と篝はかなり強いのだけど、醍醐のツガイがこれまた強い。強いのだが、どのようなのj力かがまだわからない。
東村がどんどん不利となり、とうとうハナちゃんが戦いに参加しようとするところまで追い込まれます。
お!ハナちゃんやるの?戦い見たい!と思っていたところに、東村勢に加勢する謎の人物の登場。で、次回に続く。
どうもこの謎の人物、ハナちゃんの事を知っている模様。
誰だ?服装も怪しすぎるぞ。。。
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