漫画『薫る花は凛と咲く』は完結している?最終話は何巻?

『薫る花は凛と咲く』は、漫画アプリ「マガジンポケット(通称:マガポケ)」で、2021年10月21日から連載されている漫画です。

青春恋愛漫画として高い人気を誇っており、第6回「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で第2位に選出されなど、数々のマンガ賞で上位に食い込む人気作品です。

今回は『薫る花は凛と咲く』について詳しく見ていきます。ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。

漫画『薫る花は凛と咲く』の作者はどんな人?

読むたびキュンキュンせざるを得ない『薫る花は凛と咲く』の気になる作者は……

三香見サカ先生です。三香見サカ先生は進撃の巨人に大きな影響を受け、漫画家を目指したそう。

三香見先生は3作品目の『海月のうた』で週間少年マガジン新人漫画賞を受賞し注目を集めました。
陸上部と歌手という全く違う二人が、次第に惹かれていくストーリーです。

そういう点では今の『薫る花は凛と咲く』に通じるものがありますね。
三香見サカ先生は、青春をテーマにした作品が多く、登場人物たちの青春や友情を繊細に描いており心揺さぶられまくりです。

実際、三香見先生は無意識にそういう話を好んで作っているそうですよ。

漫画『薫る花は凛と咲く』はどんな漫画なの?気になるアニメ化は?

漫画『薫る花は凛と咲く』の簡単あらすじ

物語の舞台は再開男子高校の千鳥と、名門お嬢様学校の桔梗女子高校。相反する存在である両校は隣接しており、桔梗女子高校は目の前にある底辺高の千鳥高校を目の敵にしていました。

両校の関係は決して良いものとは言えず、特に桔梗女子高校は千鳥高校を嫌っているため教室のカーテンを常に閉めている状態でした。

まさに水と油ですね。

そんな決して交わることのない二校のうちの一つ、千鳥高校に通う2年生の紬凛太郎は金髪、強面、高身長の三拍子揃った不良っぽい見た目をした男子。

その風貌から周りからは必要以上に恐れられていますが、実は紬凛太郎の実家はケーキ屋さん。たまに店番に駆り出されることがありました。

ある日、紬凛太郎は母に頼まれて店番をしていると、小柄なのにケーキをいっぱい食べる女の子を見かけます。
思わず目を奪われていると視線が合ってしまい、女の子は逃げていきました。

母に事情を説明すると、どうやらその人は和栗(薫子)さんというらしい。和栗(薫子)さんは常連らしく月に1、2回来てくれるそうだ。

どうにかして謝りたいと思っていた矢先、紬凛太郎のもとに和栗(薫子)さんがやってくるのでした。

ひょんなことから、和栗(薫子)さんと話すことになった紬凛太郎。和栗(薫子)さんは紬凛太郎のことを怖いと思ったことがないらしく、見つめられて緊張したから逃げたのだと口にします。

子どもの頃から否定的なことしか言われてこなかった紬凛太郎にとって、それははじめての言葉で動揺してしまいます。

和栗(薫子)さんは、紬凛太郎のどこが怖いのか全くわからず、むしろ優しい人だと笑顔で言ってくれました。

翌日、紬凛太郎は和栗(薫子)さんのことを思い浮かべながら、窓の外に目を遣ると、いつもは閉まっているはずの桔梗女子高校のカーテンが開いていることに気づきます。

視線の先にいたのは和栗さん、和栗薫子でした。そう、和栗薫子は桔梗女子高校の生徒だったのです。

絶対に関わることのなかった千鳥高校と桔梗女子高校の二校。

そして、一見強面で近寄りがたいが、内面は繊細で優しい紬凛太郎。対して、明るく華やかな雰囲気を持つお嬢様な和栗薫子。
そんな高校に通う対照的な二人が織りなす、近くて遠い胸キュン青春学園物語が、この『薫る花は凛と咲く』なのです!

とにかく魅力だらけ!私のおすすめポイント!

周りに二人の関係がいつバレるのかヒヤヒヤする場面があったり、皆に隠れてこっそり会ったりするところは、まるで某寄宿学校の漫画を彷彿とさせる展開です。

私、こういう展開大好きなんですよね。
はらはらどきどき、そして優しい気持ちになる。大好きです。

また、主人公の紬凛太郎が見た目に反して、自分の言葉を相手に伝えるのが下手なんですよね。見ててもどかしくなるくらいです笑。
その理由は彼の過去にあるのですが……。

そんな紬凛太郎をもっと知りたいとグイグイくる和栗薫子がとにかく可愛い。
それに照れる紬凛太郎も初心で可愛いです。

そして、メインの紬凛太郎と和栗薫子の二人も魅力的なのですが、サブキャラも大変魅力が詰まっています。

例えば、紬凛太郎の友達である宇佐美翔平や夏川朔、依田絢斗はめちゃくちゃ紬凛太郎のことを想ってくれている良い奴らなんです。こんな友達むちゃくちゃ欲しい。
同様に、和栗薫子の友人の保科昴も友達想いの女の子で、固いけどすごく優しいです。こんな友達以下同文。

恋愛、友情だけではありません。家族愛も凄いんです。
紬凛太郎の父と母が凛太郎を想うシーンがいくつもあり、読んでいてウルッときてしまいます。

作者の三香見サカ先生曰く、出てくる全員が優しい物語にしたいという思いがあったそうです。
その言葉どおり、本当にみんな優しくて、本当に癒されます。

とにかく魅力的なキャラが多すぎる。ひとりひとりが主人公と言ってもいいくらいに繊細に書かれています。

私もこんな友人に恵まれたかった。もっと両親に恩返ししよう。そう思ってしまうような優しく暖かい作品です。

気になるアニメ化は?いつ?

さて、皆さん気になっているであろうアニメ化はいつなのか!

それは、2025年です!まもなくです!!

制作会社は数々のヒット作を生み出しているCloverWorksです。

これは楽しみすぎますね。原作の優しい雰囲気をアニメで見られるなんて幸せです。
早く動いている紬凛太郎や和栗薫子たちを見てみたいですね!

ネタバレ注意!漫画『薫る花は凛と咲く』の最終話は何巻なの?

結論から申し上げますと、まだ完結はしておらず、絶賛連載中です!

現在は、単行本では15巻の117話まで進んでいます。

なお、アプリの「マガポケ」ではもう少し先まで進んでいるので、最新話をいち早く読みたいのであればアプリで読んでください。

ちなみに単行本では、本編未公開シーンや特別話などが収録されているので、私は単行本がオススメです!

漫画『薫る花は凛と咲く』最新刊の特典はあるの?

最新刊に特典はもちろんございます!

第15巻をもし対象店舗で購入すると、三香見サカ先生描き下ろしイラスト&サイン付きイラストカードがもらえます!

過去の特典もイラストカードとサインが貰えているのですが、このイラストカードが可愛いんですよ。
個人的には13巻のイラストカードが特に好きですね。

正直買わない手はないと思います。

ぜひ書店でお買い求めください!

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