黄泉のツガイの作者荒川弘!最新話のネタバレ・考察(2)

『鋼の錬金術師』や『銀の匙』の作者である荒川弘さんの最新作である『黄泉のツガイ』。
『鋼の錬金術師』大好き。その荒川弘さんの最新作と聞いただけでワクワクする。
漫画大好きなんだけど、この数年、個人的な理由でストーリー漫画を読むことがなかった。一話読切のエッセイ漫画とかはたまに読んでいたのだけどね。久しぶりのストーリー漫画。楽しみ。
さてさて、『黄泉のツガイ』って、どんな作品なんだろう。

長くなったので、分けました。29話以前は最新話のネタバレ・考察(1)でどうぞ。

第36話「親父と息子」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察

「こちら側潜れどいずれ続く縁側」(月刊少年ガンガン2025年1月号)
扉絵は、プリきゅん☆マミたんのTシャツが揺れる縁側で佇む田寺ロウエイ。

前回の回想シーンから。

田寺家の隠れねぐらに来たアスマと影森家の兵隊たち。
あっという間に、田寺ロウエイにやられます。アスマは捕まり脅されていたところにデラさん登場。ここから、続き。

アスマは影森家のものを回収しに来ただけで、戦う気はないと主張。その主張は通用したのだが、デラさん、

俺はこっちから仕掛ける事はないけどさ
こっちの縄張りに入ってきたやつには容赦ないって
うちの親父も同じタイプだよ 気ぃつけな

ってさ。アスマのセリフ、思いっきり納得よ。

・・・なぜ 東村は ユル君をはじめ 野生動物みたいな人ばかりなのですか・・・

ロウエイは影森家の人間に自分の縄張りで彷徨かれたくなく、険悪になりかけ、シリアス(ほんとか?)に物語は進んでいたのに!いたのに!!

ロウエイが着ているTシャツは相変わらずプリきゅん☆マミたん。それに目をつけたアスマ。もうここから、荒川節だね。ブラックギャグ炸裂。
自分は波久礼ヒカルの弟だと言い、サインをもらってあげるといやらしい笑顔で交渉し遺体回収を了承させる。

で、波久礼ヒカル先生のマミたん誕生秘話に話は変わる。
殺伐とした生活で漫画生活も行き詰まっていたけれど、アサの言葉で誰も排除されない優しい世界を描きたくなり現在に至ると、マコトちゃんに話す波久礼先生。
殺伐とした現実に怖気付くマコトちゃん。
その現実を受け入れ、いつ死ぬかわからないから金は使ってなんぼという考えの羽村とデラさん。刹那的だなぁ。でも明るいよなぁ。

あれ?ユル達は?主人公のユル達は??
今回は、おうちでデラさんとロウエイをソワソワしながら待っているだけでした。
やらかしてたけど。
野生の鳩は病気もってる可能性高いから、素手で触ったらいけないよぉ。

最後に、田寺親子と影森アスマとで、先日の戦いの情報交換となるが、西の方のツガイや人物は不明のまま。
そこで、アスマからお互い長年の恨みはあるが影森家と東村で手を組まないかと提案がされるが。。。

次回に続く。。。

第35話「死と再生」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察

「イエーい 笑顔笑顔」(月刊少年ガンガン2024年12月号)
扉絵は女子校前で自撮りする峯岸とハナちゃん

なんと!いきなり!デラさんの前職が明らかに!
デラさんが番小物を前任田寺ロウエイから引き継ぐ前の職は「傭兵」。らしい。らしすぎるわぁ。
だから、銃の扱い方とか戦い方とか上手なのね。納得。
それに、死にかけた時ツガイに助けられ、そのツガイは死んでしまったため、未練で新しいツガイと契約していないなんて、意外とロマンチックなのね、デラさん。

場面変わって、峰山のところに行ったハナちゃん。ファミレスで談話(?)中。峰山ちゃんは今時の女子高生、しかもお嬢で賢い。機転が効く子だね。
ハナちゃんの口撃(言葉ですよ)にも怯まず、イワン様と仕事ができお金が入るから始末屋をしていると、あっけらかんと応えますがな。
ツガイは「魂コロガシ」の「タロウ」と「ヒメ」。死体を丸める能力とそれを圧縮する能力。ハナちゃんにはそう説明しているが、能力はそれだけではなかった。
圧縮した肉団子に卵を植え付け、新しいツガイを誕生させる能力。。。最強じゃんか。
ハナちゃんに手の内を見せる様子をしつつも肝心なところは言わないし、話したこと全部伝わらないように身内も騙くらかす峰山。女子高生なのに計算高い。

最後に、アスマと影森当主の墓参りのシーン。二人の会話で、影森当主の人間味あふれる性格が窺えるが、このおっさん底知れぬ恐ろしさというか残忍さがあるんだよねぇ。
ここでの会話を見る限り、家族思いのいい懐の広いおっさんにしか見えないんだけど。

その会話の流れで、行方不明となっていた影森家の兵の亡骸を回収しに、田寺家の隠れねぐらに向かうアスマ。

待ち受けていたのは?!

さらにデラさん現れる!!

黄泉のツガイ8巻発売記念フェア開催

黄泉のツガイ8巻が9月12日に発売された記念に、発売記念フェアが開催されています。

対象商品は、ガンガンコミック「黄泉のツガイ8巻」で、開催期間が2024年9月12日(木)から特典がなくなり次第。特典は、サイン入りポストカード!アサちゃんです。

特典GETの方法は、紙書籍は、フェア開催店舗にて、対象商品を1冊お買い上げごとに、特典を1枚プレゼント。
電子書籍は、開催ストアにて、ポストカードと同じ絵のイラストデータが特典となっています。
電子書籍の開催ストアは、マンガUP!、Renta!、BOOK☆WALKER、ebook japan、LINEマンガ、まんが王国、ブックライフ、DMM.com、漫画全巻ドットコム、紀伊國屋書店Kinoppy、ギャラクシーコミック、コミックシーモア、アニメイトブックストアです。

また、黄泉のツガイ8巻発売のプロモーションとして、20024年9月9日〜15日まで、JR新宿駅、恵比寿駅、目黒駅、新橋駅、東京駅、秋葉原駅、池袋駅、高田馬場駅、横浜駅、大宮駅東急田園都市線渋谷駅、JR池袋駅北口改札前、JR大阪駅南口に「黄泉のツガイ」と「鋼の錬金術師」のキャラクターコラボの広告が掲載されていました。
壁一面です。豪華です。地方なのが悔しくてなりません。

<駅 名>  : <鋼の錬金術師> ×  <黄泉のツガイ>
・JR新宿駅(中央連絡通路):エドワード  × ユル
・JR恵比寿駅(東口改札付近):アルフォンス × 左右様
・JR目黒駅(改札内)、高田馬場駅(改札内):リン × イワン
・JR新橋駅(南改札外)、横浜駅(南改札内):リザ × アサ
・JR東京駅(丸ノ内地下北口付近)、池袋駅(南口改札付近):ロイ ×  ジン
・JR秋葉原駅(改札内)、大宮駅(改札内):エドワード × ガブ
・東急田園都市線渋谷駅、JR池袋駅北口改札前、JR大阪駅南口:エドワード・アルフォンス × ユル・アサ

エドワード・アルフォンス(鋼の錬金術師)とユル・アサ(黄泉のツガイ)のコラボは贅沢ですね〜。

さらに、「X」黄泉のツガイ公式で、アートコレクションを 抽選で計3名にプレゼントしたり、特製Tシャツ2種を抽選でプレゼントしたりと盛りだくさんでした。

ちなみに、月刊少年ガンガン2024年10月ごうの付録に、黄泉のツガイ 単行本8巻発売記念の特製ポスターが付いています。
超美麗イラストを全面に生かしたポスター!! らしいです。

第34話「萌えT男とジャージ女」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察

「我ら生まれし時は違えども 心を同じく助け合い 同じ時を生きる事を願わん」(月刊少年ガンガン2024年10月号)
扉絵はユルを中心に左右様、オシラサマ、ザシキワラシ、虎鉄と二狼

謎の人物、先代田寺こと田寺ロウエイの登場から始まる。
黄泉のツガイ第34話は、アナーキーなバトルの回でした。いやー、笑った。

ロウエイは萌えTシャツを着ている。萌えキャラは波久礼ヒカルキャラ「プリきゅん☆マミたん」のアニメ第一期バージョン。ちなみに、その場にいた全員が知っていた。
波久礼先生、売れてんなぁ。

ふざけた格好であるが、かなり強いロウエイ。さすがデラさんのお父さん。ひょいひょいと攻撃をかわし、ダメージを与えていく、はずなのだが、攻撃の度に醍醐のツガイが割り込んで反撃してくる。

なかなかどのような能力かわからなかった醍醐のツガイの『サドマゾ』。名前は『ドM』と『ドS』!なんちゅー名前や。うけたーーーー。
『ドM』はあらゆる攻撃を吸収し、『ドS』はその攻撃をそのままコピーする能力だった。
能力は戦闘系としては最強に値しそうなんだけど、ネーミングが!!ツボです。
あと個人的に廃タイヤでの攻撃が好き。腐った水とボウフラ付きでダメージ大。吹いたわ。

それでも、何気にサラッと強いハナちゃんとロウエイにより、戦いは東村側優勢になってきたところ、西ノ村側はユルの情報が得られないと無駄な戦いはせずに撤退する。
深追いをしないロウエイとハナちゃん。戦い慣れてるなぁ。

バトル終了後、ロウエイとハナちゃんは白々しいやり取りをし解散。
万が一を考えて、すぐに帰宅せずに一仕事をするハナちゃん。

それは峰山アンナの通う高校の校門前で峰山を待ち伏せする事だった。で、次回へ。
ハナちゃん、ちゃっかりと峰山の生徒手帳抜き取ってやんの。敵に回したらいけない人ですよ、この人。

第33話「火と水」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察

『はいよろこんで 鳴らすローファー 骨拾い』(月刊少年ガンガン2024年9月号)
扉絵は峰山。

黄泉のツガイ第33話は、相棒の危機を察知した虎鉄がユル達に倉庫の爆発を伝えるところから始まる。
場面は爆発現場で、対峙する峰山とハナちゃん。
ハナちゃんは峰山が同じ側、ツガイが見える側だと見抜き詰め寄るが、峰山は否定する。しかし、ハナちゃん、一方的に強い。追い込む追い込む。

そんなやりとりの中、生きていた「社長」と「山賊」も加わり、絶体絶命になった峰山は助けを求め、醍醐が登場する。醍醐はやたら強いツガイを伴っていた。
戦いは続くのかなと少し食傷気味になってきたところで、場面がイワンと御稜の呑気なやり取りが入ってきて息がつけた。

やれいけどんどん、押せ押せ押せで疲れてきた所に、説明を含んだ日常のちょっとズレたやり取りが入ってくるの、流石だなぁ。濃くなりすぎず嬉しい。

状況は、東村内部の抗争から、東村対西ノ村の争いへと移っていく事となる。
醍醐は、殺意の強いものしか相手にしない。
殺意の無いハナちゃんは対象外となる。ワンちゃん♡も対象外らしく二狼も対象外だ。

醍醐と戦うのは東村の「社長」。
「社長」のツガイは「災神」の「雫」と「篝(かがり)」で、水と火を操る闘争系のツガイである。
雫と篝はかなり強いのだけど、醍醐のツガイがこれまた強い。強いのだが、どのようなのj力かがまだわからない。
東村がどんどん不利となり、とうとうハナちゃんが戦いに参加しようとするところまで追い込まれます。
お!ハナちゃんやるの?戦い見たい!と思っていたところに、東村勢に加勢する謎の人物の登場。で、次回に続く。

どうもこの謎の人物、ハナちゃんの事を知っている模様。
誰だ?服装も怪しすぎるぞ。。。

第32話「墓掘りと掃除屋」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察

『時を待つ 私の仕事は 後始末』 (月刊少年ガンガン2024年8月号)
扉絵はハナちゃん。

黄泉のツガイ32話は、ユルの少年の時の夢から始まる。

ユルとアサが最初に人を殺めた時のそれぞれの夢。二人とも自分を殺しにきた相手を殺害している。
その時、ユルは今まで助けてくれた父親がおらず、一人。後始末は自分でしないといけない。一方、アサはジンが対応してくれた。ジンは影森家の掃除屋(スカンベンジャー)である。
ユルはひとりで肩をつけないといけなくて、アサは他人を巻き込む状況を受け入れなくてはいけない。状況はそれぞれ違うけれども、二人とも自分の運命と向き合う瞬間だ。ツライ。

しかし、目が覚めた二人には心配してくれる人たちがいる。ユルにもいる。
ユルはデラさんとハナちゃんに、アサはガブちゃんに、嫌な夢を見たことを告げる。するとそれぞれ、
ハナちゃん「おいしいもの食べて忘れな」
デラさん「メシ食おうぜ 皆で」
ガブちゃん「そっか ごはん食べて忘れな」
ここ、この回で一番好きなシーン。とにかく食べることが基本!一貫して書かれている気がする。

あっ!もうひとつ好きなシーンあったわ。
デラさんの競馬のシーン。以前もユルの社会見学の時にあったんだけど。
競馬場の雰囲気から競馬中の状況、そして競馬が終了した時の表現が全て、「わー」で表現されているの好き。
色々な「わー」があって、それだけで表現されているのがなんとも言えない。言葉では表現できない、漫画ならではです。

ユルの熱も引いて和んでいる中、東村関係の集合がかかりるのだけど、その集会が西ノ村の策略で爆発に合います。

ここで、爆破された東村の人達の後始末をするために、西ノ村の掃除屋である峯岸が登場し、ハナちゃんと対峙するところで、次回に続くである。
ハナちゃん生きていてよかたぁ。

第31話「東村と西ノ村」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察

(月刊少年ガンガン2024年7月号)
『黄泉のツガイ』第31話は、イワンとの戦いでの怪我と環境が変わって発熱したユルを家に連れて帰ったところから始まる。

寝込んで迷惑をかけたことを詫びるユルであるが、困ったときはお互い様だというケン。「ツガイも人も一人では生きていけない」と黒服のツガイも言っていたでしょ」とも。

本当に、そう思う。人に迷惑をかけたく無い。できるだけ人に関わらず生きていきたいと思っていた時もあった(若かった)が、歳をとるにつれ色々な人に助けられ支えられて生きていると心底、思い知らされているわぁ。。。

ユルを寝させた後、東村の子供のアザミにザシキワラシ、犬を主とする宇宙人っぽいツガイと大勢を引き連れて帰宅したデラさんを問い詰めるハナちゃん。そこにオシラサマ達までやってきて、虎鉄と二狼も加わって、段野家はツガイの集会所みたくなってしまいました。左右様はユルの付き添い。

賑やかだけど、ツガイ達は普通の人間には見えないんだよね。
じゃあ、実体はどうなんだろうか?
見える人には触れることのできる実体ありだけれど、見えない人には素通りで何もないない、あるいは気配だけなんだろうか?

そういえば1巻で、左右様が空中を早駆けしている時、見えない人には暴風が起きたと感じるシーンがあったから、気配のみでなくて何か当たる感じがするのだろうか?
気になり出したら眠れない。。。。。

そして、弱っている時は、狭くて暗いところが落ち着くと、布団から押し入れに移動したユルに、何かたべれるのかと尋ね、塩おむすびを作って食べさすハナちゃん優しい。
食欲あるなら一安心って、これも良くわかる。食べる=生きる、ことだもんね。食べるのも体力いるし。

そういや、さりげなくハナちゃんの部屋が、筋トレグッズとジェイソン・ステ◯サムのポスターだらけってのうけた。対して、デラさんの部屋はぶきだらけってのも、らしすぎる。
しかしあれだけ武器、どうやって入手するんだろうか。

一方、影森家はアキオの裏切りと亡くなった人への対応で揉めていた。
影森家のほとんどが、アキオを始末することに同意していたが、ヒカル先生だけ生かす道を探らないのかと父である影森家当主のゴンゾウを非難する。
また、アキオに殺された庭師の井川を、「変死」だと警察の介入が避けられないため、自然に「失踪」したことにするとゴンゾウは言い、ヒカルはこれも非難する。
このやりとりを見たガブちゃんが、

先生ちゃんのマンガ好きだよ。悪い奴が出てこないから。
現実がクソみたいだからさぁ
先生ちゃんのマンガ読んでると安心するんだ
「ああこの世界の人たちは あたしを排除しないだろうな」って

と言い、自分達の居場所を壊す奴がいたらたとえ親でもぶっ殺す、と宣言する。
ガブちゃん、痛みに強く戸籍もない、どんな生い立ちなんだろう。どれほど虐げられてきたんだろう。ここ読むと、ちょっとツライ。

そのやり取りの中、アサが、事態が起きたのは自分のせいだと思い、謝ってその場を立ち去るが、ジンを筆頭に(特にガブやんが)アサを一人にさせないように配慮するあたり、物騒な事を言って(実際やって)いても、人としての思いやりがないわけじゃない。
ちゃんと理解していて、安心する。

荒川弘さんの漫画に出てくるキャラクターって、ぶっ飛んでいるんだけど、どこか人間味や優しさがあって、好きだ。切なく思うこともあるが、ほっとする。
ま、ぶっ飛び方は半端じゃないけどね。

最後に、滅びてダムに沈んだ西ノ村の石標が、干上がったダム湖から出て不穏な雰囲気で物語は次回に続く。

第30話「情と理(なさけとことわり)」 黄泉のツガイ(荒川弘)ネタバレ・考察

(月刊少年ガンガン2024年6月号)
『黄泉のツガイ』第30話は、ヤマノカミの本尊が爆発した後から始まる。

結界により逃げきれなかったヤマノカミを回収しにきて、爆発に巻き込まれたうさちゃんは、同じく回収に来たエッサホイサを庇って足を負傷しながらも、破壊された山風を見て「壊れちゃった、山風」というセリフと切ない表情。
爆発が山風の意思ではないことがわかる。

実際に爆発したのは山風だけで、谷風は爆発せずに粘菌みたいなのに操られて移動をしていた。
移動先はアキオのいる医務室で、たどり着くと谷風も爆発。
またまたうさちゃんが、谷風の爆発から皆を体を張って守ろうとする。うさちゃん無事でした。よかったぁ。
うさちゃん、右さんと戦っていた時の煽り方とか、嫌味ったらしいなと感じたけど、どんどん仲間思いとわかり可愛く思えてきているのだ。

うさちゃんはツガイが主を守る習性を利用したと言っているが、もしかしたらアキオを殺しにきたのかもと考えるナツキ。いい感してる、ナツキ姉さん。ファンです。

一方、派手にやり合った倉庫のユル達。
戦いは終わったにも関わらず、アンダーグラウンドでゴンゾウとデラが攻防戦をしている時に、アキオの逃走の連絡が入り、落胆するユルとアサ。
緊張が最高潮に達し、身体が限界を超えたユルは発熱し倒れたため、それぞれ帰る事とした。

もちろんアキオも。
迎えにきたのは母親。無事を喜んでいるのだが、アキオに見えないところの表情は不穏である。
また、アキオを「回収」という輩が登場する。しかも、仕留め損ねた、とか、使い道があるとか、不穏すぎるだろ。

新しい勢力は、なんか不気味さを漂わせている。
アキオの「自分の痛みも他人の痛みもわからない」という言葉が思い出される。
この集団は他人の痛みがわからない人達なのではなかろうか。
自分や他人の痛みがわからないって、とてつもなく怖い。

西の方の勢力を思わせるうさちゃんのセリフからの「次は西が勝つ」と言う謎の男のセリフで次回に続く。

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